更新日:2021/7/20
浮気問題では裁判になることがあります。
浮気した配偶者が離婚を拒否したり、慰謝料の折り合いがつかない場合は裁判となりますが、裁判所で判断をあおぐことになります。
このとき、裁判所が「何を判断材料にするのか」というと「証拠」です。
ただ単に浮気の証拠であれば状況証拠のみでいけますが慰謝料請求などになると確実な証拠が必要になってきます。
写真
- 二人の顔がはっきりとわかる写真
- 二人が手をつないでいる写真
- 二人が腕を組んでいる写真
- 二人がホテルに出入りする写真
日時と場所
- ホテルに何時間滞在していたのか
- 相手の家に何時間滞在していたのか
親密度
- 腕を組んでいるのか
- 手をつないでいるのか
- 見つめ合っているのか
- 相手の家に行くのか
継続性
- 毎日
- 週一
- 月一
まとめ
同一の相手と何度も性交渉を行っているということが分かるような証拠がないと一過性の物として離婚及び慰謝料請求が認められない場合があります。
ただ、相手を変えて何度も浮気をしているという場合は継続性の相手へのペナルティを望むことはできませんがパートナーへの慰謝料請求などのペナルティを求めることは可能になります。
また、証拠の内容も顔がわかる、偽物ではない、誰が見ても浮気と分かるものであるなどかなり厳しい目で見られますので証拠能力の高いものを用意しておかなければなりません。
裁判は時代によって変わってきます、どういった証拠が裁判で有効になるかは日々裁判の様子を見ながら判断するしかありませんので、裁判に使う報告書を作る探偵は裁判についてしっかりとした知識をもっち続けなければならないということです。