ネットが身近にある現代。

浮気相手が2次元世界の住人であったと言うことがありました。

とある板橋区のクライアント様が【最近妻の様子がおかしい】【私に冷たく、男がいるのではないかと思う】と相談に来られたのが始まりです。

何か、他に怪しいところはありませんか？との問いに「変な男とメールのやり取りをしている」「この間見たら、堂々と愛してるなどと言っていた」とのこと。

堂々と見れる場所に愛してるなんてメッセージ残すかなあ?とは思ったのですが、板橋区のクライアント様が年配の男性で、携帯機器やネットなどの情報については疎いようなので、奥様が舐めてかかったのかもしれないと思いつつご依頼をお受けしたのですが、調査をしても一向に不倫の気配はありません。

調査費用もかさむことですし、報告を兼ね、一度、クライアント様と話し合いをしてみたのですが、やはり、「昨日も愛してると言うメールが来ていた」「今日も会えたねなどのメッセージもあった」「見つけられないのはお前たちの調査が下手だからだ！」と仰るのです。

しかし、そのクライアント様のセリフを聞きながら、もしかして・・・と思い当ることが一つ。「奥様、メールアプリを入れてませんか?」そう、今、妄想の彼氏を作るようなアプリがあるんです。

普通のメールとは違うんですが、アプリ内で妄想の彼氏からメールが来るようになってるんですね。

もっと言うなら電話バージョンもあります。

そういったアプリで彼氏が出来たかのような気分で楽しむのです。

クライアント様はそんなものあるわけない！と仰っておりましたが、後日、「言うとおりでした。携帯のゲームだったようです」と私たちの事務所に謝罪に来られました。

今のアプリの多様さに、就いていけない人がいても当然だとは思いますが、本当の浮気と間違われるなんてよほど奥様、そのアプリに熱中されてたんですね。

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