盗聴されているかもしれないと思ったらどうすればいいのか
盗聴とは、他人の会話や通信を秘密裏に傍受することです。盗聴は、個人のプライバシーを侵害するだけでなく、企業や国家の機密情報を漏洩させる危険性もあります。
盗聴の方法は、電話やインターネットなどの通信手段に侵入するものから、マイクやカメラなどの盗聴器を仕掛けるものまでさまざまです。
盗聴されているかもしれないと感じたら、どうすればいいのでしょうか。
盗聴されているかどうかを確認する方法
盗聴されているかどうかを確認するには、以下のような方法があります。
通信手段に関する方法
電話やインターネットの通信速度が遅くなったり、ノイズが入ったりする場合は、盗聴されている可能性があります。通信会社に問い合わせて確認してみましょう。
電話やインターネットの利用料金が急に高くなったり、不審な通話履歴やアクセス履歴があったりする場合も、盗聴されている可能性があります。詳細な明細をチェックしてみましょう。
マートフォンやパソコンなどのデバイスに不審なアプリやファイルがインストールされていたり、設定が変更されていたりする場合も、盗聴されている可能性があります。定期的にセキュリティチェックを行ってみましょう。
盗聴器に関する方法
盗聴器は、壁や天井、家具や電気製品などに隠されていることが多いです。
目視で探すだけでなく、耳で聞くことも大切です。盗聴器は電波を発信するため、ラジオやテレビなどの受信機にノイズが入ることがあります。
また、電波探知機や赤外線探知機などの専用機器を使って探すこともできます。
盗聴器は、電源や電池を必要とします。
そのため、部屋の温度や湿度が上昇したり、電気代が高くなったりすることがあります。温度計や湿度計で測ってみましょう。
盗聴器は、人間の声に反応して動作することがあります。
その場合、部屋に人間の声以外の音を流すことで、盗聴器から異音が発せられることがあります。音楽やテレビなどの音を大きくしてみましょう。
盗聴されていると分かったらどうすればいいのか
盗聴されていると分かったら、以下のような対策を取りましょう。
通信手段に関する対策
電話やインターネットの通信手段を変更することで、盗聴を防ぐことができます。
例えば、固定電話から携帯電話に変えたり、公衆無線LANから有線LANに変えたりしましょう。
電話やインターネットの通信内容を暗号化することで、盗聴を防ぐことができます。
例えば、暗号化された電話アプリやメッセージアプリを使ったり、VPNなどのセキュリティソフトを使ったりしましょう。
スマートフォンやパソコンなどのデバイスを定期的に初期化することで、盗聴を防ぐことができます。
例えば、不要なアプリやファイルを削除したり、パスワードやPINコードを変更したりしましょう。
盗聴器に関する対策
盗聴器を発見したら、すぐに取り外して破壊するか、警察に届け出ることが重要です。
盗聴器は証拠となる可能性があるので、手袋などで触れないようにしましょう。
盗聴器を発見できなかった場合でも、部屋のレイアウトや家具の配置を変えたり、電気製品の差し込み口を変えたりすることで、盗聴器の効果を低減させることができます。
盗聴器に気づかれないように、重要な情報は口頭では伝えずに、書面や手話などで伝えることも有効です。
盗聴されているかもまとめ
盗聴はテレビの中だけのことだなんて思ってませんか? じつは、盗聴って身近な問題なんです。
盗聴器はネットで販売されており、今や簡単に手に入るものとなっています。
その大きさや形も様々で、とても小さな小型のものであれば、プレゼントか何かに紛れ込ませて送り込んだり家に入った時に片隅に設置したりと、安易に盗聴することが可能になっています。
たとえ、自分に身に覚えがなかったとしても前の住人を目的としておいていった、無差別に狙われている、というケースもあることから、「怪しいな」と思ったらすぐに対処する必要があります。
盗聴器が仕掛けられている兆候としては【電波の乱れ】があります。 携帯がつながりにくい、雑音が入る、テレビの受信が乱れる、このような時は、もしかしたら?と疑ってみていいかもしれません。
多くの盗聴器は、盗聴した音声を電波で流し、レシーバーで受信するタイプのもの。
その電波数さえあえば、だれでも盗聴器の音声が取れるのです。 そんなプライバシーがダダ漏れ状態、怖いですよね?
よくある事例は、夫婦別々の部屋があるお宅でご主人が奥様の部屋に設置してことがあります。
また女性の一人暮らしは狙われやすい傾向にありますので、入居前には盗聴器のチェックをすることをおすすめします。
心当たりがある人はぜひ東京探偵事務所ご相談にください。
盗聴は、個人や組織の安全や信用に大きな影響を与える可能性があります。
盗聴されているかもしれないと思ったら、まずは確認する方法を試してみましょう。
そして、盗聴されていると分かったら、速やかに対策を取りましょう。
盗聴は犯罪ですので、必要に応じて警察や弁護士などの専門家に相談することも忘れずにしましょう。
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