更新日:2022/5/16

離婚裁判とは「裁判所にて離婚を決定してもらうための裁判」
離婚裁判になる流れ
◆離婚裁判になってしまう人はこんな場合
協議で離婚が成立しない
↓
調停で離婚が成立しない
↓
裁判離婚
*裁判離婚の前に「審判離婚」がありますが利用するケースは少ない
離婚裁判のメリット
離婚裁判の場合、裁判所が離婚を認めるため必ず離婚ができます。
離婚裁判のデメリット
離婚裁判は、離婚決定まで日にちがかかります。
早くて半年くらい、長いと4年とか5年もかかる場合もあります。
裁判所が判断する基準
裁判所は【婚姻を継続しがたい事由】があるかどうかをチェックします。
例えば
- 別居期間が何年もある
- 配偶者が行方不明
夫婦で話し合って離婚するのが「協議離婚」。
夫婦で話し合いができない、折り合いがつかない時は「調停離婚」。
それでも離婚に合意が無ければ「裁判離婚」というもの。
調停までは二人の意思が尊重されますが、裁判離婚となると、裁判で決まってしまった場合、強制的に離婚が成立するのです。
つまり、片方の離婚の意思が強いのに相手が離婚に合意しない時に裁判になるわけです。
ここで、何を持って強制的に離婚が成立させられるのかと言うのが問題です。
片方が離婚したいから・・・と言うだけで法律が強制離婚させてたらた大変です。
私たちが「浮気の証拠を取りましょう」という理由の一つにはこれがあります。
もしも、離婚したいと思っても、浮気の証拠を提出できなければ、相手ががごねれば離婚できない可能性があるからです。
この記事を書いた人

主任 加藤正明
代表加藤なぎさと一緒に大手都市銀行の裁判資料用の調査と報告書を2万件以上作成しその資料で裁判を全勝に導いてきている実績有り。
そのノウハウを低料金で、一人でも多くの悩んでいる方の手助けになりたいと立ち上げた会社。