調査終了後、お客様は「離婚はしたくない」という事で話し合いをしようと思っていた矢先に、お客様が仕事から帰ってくると家の中の家財の殆どが無く奥様も子供もいない状態になっていました。
奥様が子供を連れて家を出て行ったのです。
お客様は奥様に連絡するも連絡が取れない、奥様の親に連絡すると意味ありげな感じですが知らないと言いました。
すると翌日に奥様より弁護士を通じて離婚調停の申し立てをした旨の郵便が届きました。
お客様は怒り心頭で「離婚を決意」、弊社とお客様で作戦を変更し弊社提携の弁護士の先生を依頼しました。
調停で奥様の主張を聞くと「夫の○○が許せない(複数)」「夫は子供の面倒を見ない」「夫は仕事ばかりしている」などの一般的な主張内容を自信ありげに主張していて「自分の浮気」については一切出てきませんでした。
また「財産分与の請求」「婚姻費用の請求」も同時にしてきました。
要するに奥様は弊社が浮気調査を行って証拠がある事を知っていない様子でした。
お客様・弁護士・弊社でこの調停を不調にして家庭裁判所で争った方が良いと判断しました。
裁判が始まると奥様側は、調停と同様にお客様の悪いところばかりを主張して強気の姿勢でした。
2回ほど書面のやり取りで奥様の主張や嘘を言わせたところで、こちら側の弁護士が「奥様が不貞行為をしている事実の証拠がある」「不貞相手は○○さん」と主張しました。
すると奥様側より回答書の期日を過ぎても回答書が提出されず、裁判所に対して引き伸ばしの説明をしている様子でした。
どうも奥様側の弁護士は奥様より「夫とは離婚したい」との相談を受け受任し「浮気(不貞)」について」一切知らなかったようです。
そこからは形勢逆転しこちらの質問に対して「つじつまの合わない回答」ばかりを裁判所に提出してきました。
途中裁判所の方より和解案の話が出ましたがお互い拒否をして証人尋問になりました。
証人尋問で奥様は裁判官に対してやはり夫の悪いところばかりを主張していました。
お客様は裁判官に対して「自分はこんな思いで家族を大切にしてきた」と言うことを主に主張しました。