面会交流の厳しさ
離婚し、相手に親権を取られた場合、面会交流権と言う事で子供と会う事が出来ます。
しかし、多くの方が勘違いしていらっしゃるようですが、これは面会したいという権利と言うだけで、確実に会わせてもらえる権利ではないのです。
私たちのところに相談に来られる男性で多いパターンは、何度子供に会いたいと申し入れても体調を理由に断られる、ドタキャンされるなどです。
つまり、相手が子どもに会わせたくないと思えば容易に断ることが可能なのです。
こういったパターンの多くは子どもを引き取った相手側に、後ろめたいことがあることが多いですね。
つまり、引き取れなかった側に知られてはならない秘密があるということ。
私たちに一番よくある相談のあるケースは、男性のクライアント様のケースで、いきなり離婚を突き付けられ、親権も取れなかった、その後子どもとも会わせてもらえないというので、子どもが元気かどうかを調べてほしいと言う事です。
ほとんどの場合、元奥様はすでに別の男性と生活中で、子供メインの生活ではなく、自分と男性の生活が中心、聞き込みによると、婚姻中から不倫をしていたということが発覚。
つまり、以前より不倫をしていたことを隠しておきたい、子どもにばらされたくないがために元夫に子どもを合わせないようにしていたということです。
このように、面会権があっても相手が子どもを隠そうとするとなかなか会うことができないという悲劇が日本中で起こっているのです。
面会交流が上手くできていない場合は、調べてみることも考えてみて下さい。