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浮気!となったらなんでも慰謝料が発生すると思っている方が多いようですので、慰謝料が発生する浮気のパターンをまとめてみました。

浮気によって慰謝料が発生する3つのケース.jpg

① どちらか片方、または両方が既婚であり、なおかつ、相手がそれを知っている場合プラスα

この場合は、既婚者の浮気は不法行為として扱われますので当然慰謝料が発生するのですが残念ながら既婚であることを知っていたかどうかは大きなポイントとなり、知らなかった場合はそれ以上の追求が難しくなります。

② 数年間の同棲生活を送る、生計を一緒にしているなど、内縁の夫婦関係にあるプラスα

この場合は7〜8年ほどの同居期間がないと厳しそうですね。また、生計を一緒にしていることで単なる同居人ではないという扱いになるようです。

③ 婚約中であるプラスα

この場合、これが難しいです。

一般的に「結婚するんだ」と周囲、特に双方の両親に周知させていた場合や結婚について、具体的に進行している場合のみ認められるようです。

すべてにプラスαが付いていることに気づいたでしょうか?

全てにおいて複数回の性交渉があったこ事の証明が必要なのです。

良く思ってしまう、「手をつないだら浮気」や「キスをしたら浮気」と浮気の定義は変わってくるのですが、法廷では複数回の性交渉が認められたら浮気(不貞)と言う事が主流のようです。

例えば、一回の性交渉の証拠しかなかった場合は「たまたま勢いで!」と片づけられる可能性もあり、離婚したい、慰謝料がほしいという後押しにはちょっと弱い場合があるのです。

なので、浮気されて、慰謝料を取りたい!と思う場合は、最低でも①〜③の条件を満たし、かつ、複数回分の証拠を確保する必要があるのです。

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