更新日:2021/8/25

浮気の証拠があればなんとなく有利になることはわかると思います。
では具体的に浮気の証拠があると何ができるのかをこのページで説明します。
離婚の場合、有利な条件を提示できる
浮気が分かったら「離婚」という事はよくあること。
離婚するときに浮気した配偶者に対して「浮気が原因で離婚」となるため、金銭的な部分などで有利な条件を提示できます。
浮気した配偶者からの離婚を断ることができる
浮気した配偶者から「離婚」を申し出てくることがあります。
しかし浮気した配偶者は「有責配偶者」と言い、有責配偶者からの離婚はできません。
有責配偶者とは
自ら離婚原因を作って婚姻関係を破綻させた者。
有責配偶者からの離婚請求は、原則として認められない。
慰謝料請求できる
浮気した配偶者や浮気相手に対して「慰謝料請求」ができます。
口が上手い配偶者に「ギャフン」と言わせることができる
まとめ
浮気の証拠がどんなところで使われているかというと、離婚や慰謝料請求です。
相手がしらを切った、離婚を拒否する、または離婚しようとする、慰謝料の減額を求める、そんな時には裁判で浮気の証拠が必要となってきます。
離婚に関しては、有責配偶者からの離婚の申し出は受け入れられないというのがあり、浮気の証拠があれば、相手からの離婚を拒否することができますので離婚したくない場合や、時間が必要だと思う場合には、証拠が役にたちます。
また、浮気相手への慰謝料請求なども証拠が必要です。
慰謝料についても、裁判になれば証拠がない限り相手に支払いたくないなどと言われた場合にはどうしても争う必要が出てきます。
もう一つ、この証拠があると便利になるのは言いがかりをつけられないようにするときです。
本当に悔しいことなのですが、離婚後相手の悪口を言い、自分は悪くなかったという風に触れ回る人がいます。
そういった場合、再婚をしようとするときのネックになる可能性は大です。
どうかしたら、相手に引き取られた子供がうそを信じてしまうことも。
そんなときに身の潔白を証明するために証拠を取っておいた方がなにかと都合はいいのです。